1990 金沢市に生まれ
2004 父 杉本泰朗に師事
2019 石川県伝統産業技能奨励賞
現在は、九谷焼、七宝焼き、ガラス製品に使われている銀澄の制作を行っている
高校3年になった時、父から箔職人にならないかといわれました
当時、父は文化庁選定保存技術選定に向けて活動中で、後継者を育成していくことが最大の課題であったようです
当時、20代の職人はだれもいなく継がなければならないのかとかんがえました
現在は一人前の職人になるため日々精進しています
父の真似をしてやっていても上手く打つことはできない
人に言われたことをそのままやることも嫌いで、打ち前の方法は自己流
父の技術力は高く、父の壁をいつかは越えたい
後継者として、金澄や縁付金箔などの工程や分野を超えて、若手職人とともに金箔を守っていきたいし、胸を張ってアピールしていきたい
2010年、父に師事し箔職人となる
箔打ちは、箔を打って問屋さんに納める仕事
直接、消費者の方とはつながっていないポジションではあるが、金箔の価値を使われる方に感じてもらいたい一心でつくっている
金箔はきれいで美しいが、それだけではなく、大昔から変わらず今も引き継がれている技術も含めた素晴らしい価値を世界中の方々に知ってほしい